就活で内定を もらえない から もらう に変わる3つの方法 ➂物語を作ろう!!

就活で内定を もらえない から もらう に変わる3つの方法 ➂物語を作ろう!!

前回前々回に引き続き、”就活で内定を もらえない から もらう に変わる3つの方法”の3つめをお話します。
これを読んで実行すれば就活で内定をもらえます。

就活で内定を もらえない から もらう に変わる

就活で内定をもらうためには、”自分のこと”を企業・採用担当者にどれだけナチュラルに話せるか、語れるかが重要です。
学生さんは面接対策をしっかりされています。質問に的確に答えられるように、質問を想定し、答えを作っている方が多いです。なので、台詞のように話される方がいます。
これでは、あなたの良いところが伝わりませんし、他の学生さんとの違いが見えません。
話している途中で言葉に詰まっても別に構わないですし、噛んだって全然構いません。
大切なのはナチュラル。ありのままのあなたで、ありのままを語ると、きっとあなたの魅力が伝わり、あなたと一緒に働きたい!と思わせ、内定をもらうことができるのです。

就活で内定をもらうために何を語るか

では、就活で内定をもらうために話す・語る”自分のこと”ってなんでしょうか?

”自分のこと”とは2つ。
1つめは、あなたが生まれてからこれまで過ごしてきた「自分史」。
2つめは、応募先企業との「思い出」。
物語はこの2つです。この2つの物語をナチュラルにしっかり話すことができれば、企業・採用担当者の心をグッと掴むことができます。

就活で話す・語る”自分史”とは

「自分史」というと大げさかもしれませんが、カンタンに言いますと、自己紹介の拡大版です。
普段する自己紹介は、学校名・学部・名前・カンタンな一言くらいでしょう。
「自分史」は、あなたのすべてです。
生い立ちから始まり、小さい頃にだれと何をして遊んでたか、どんなことが好きだったか、習い事やスポーツ、中学・高校での部活、友達との楽しかった思い出、辛かった思い出、両親との関係・・・もちろん学業の成績も。
で、場面場面で、いろいろなことを学んだはずです。
両親から厳しくしつけられたこと、どんなことで褒められ、どんなことで叱られたか。
恩師に教えてもらったこと、厳しく叱られたこと。友達や先輩・後輩とどんな関係だったか。
これまで多くの人と出会い、多くの人にいろいろなことを教えてもらったことでしょう。
また、あなたの言葉や行動で多くの人の役に立ってきたことでしょう。
それらすべてが、今のあなたを作っています。生まれ持っての性格(パーソナリティ)はもちろん本質としてありますが、どのように過ごしてきたかがあなたの8割、9割を作っています。

あなたの体は、食べたもので作られる
あなたの心は、発した言葉で作られる

今まで元気に幸せに過ごしてこれたことに感謝しながら、自分を振り返りましょう。
「自分史」の参考になるかもしれない下記をご紹介します。
よかったらぜひどうぞ。

●SHOWROOM株式会社 代表取締役社長 前田裕二著 人生の勝算

●武井 壮 大人の学校(Youtube)

では、「自分史」を話すのはいつかというと、面接時や休憩の時の雑談中など、企業の人、採用担当者から質問されたときです。
特に、休憩時などの雑談中は互いがリラックスし、面接時とは違った雰囲気や感情になります。
このような場では話しやすく、相手に伝わりやすくなります。

ということで、大チャンス!
企業・採用担当者は、あなたの意外な一面を発見し、あなたの魅力にグッとはまっていきます。
ですので、あなたが自分自身の物語を書いて出版するくらいの内容をぜひ思い描きましょう。

就活で内定をもらうカギとなる”企業との思い出”とは

なぜうちに応募してくれたのですか?

面接で必ず聞かれるでしょう。
こんなとき、

「御社の考え方や事業内容に共感し、御社に貢献したいと思いました」
「御社の事業は、今後ますます伸びると思います。将来性に惹かれました。」
「従業員のみなさんがすごく楽しそうにお仕事されていらっしゃって、私もそんな職場で働きたいと思いました。」

のようなことを話される方が多いのではないでしょうか。
もちろん、良い答えです。文句ありません。でも、いまいち響いてこない・・・。
なぜなら、表面的な部分を見て思ったことだからです。
企業側が欲しいのはもっともっと深いところで、こちら(企業側)に対しどんな感情を持っているかです。
逆に言うと、企業の感情を揺さぶる動機が必要で、この動機が企業との「思い出」なのです。

と言うけど、思い出なんかないよー

そうですね、確かに企業との思い出ってなかなかありません。
でも、少なからずなにかあるんじゃないでしょうか。
例えば、製造業だったら、

「小さい頃、父と車で走っているたびに大きな工場を見ていました。ただ、私にはなにをしているところか全く分からず、たくさんの煙突から出ている煙や、大きなトラックが出入りしているところを見て、カッコいいと思っていました。父になにをしているところか聞いてみたら、世界中で使われているあの製品を作っていると教えてくれました。もちろん、私も使ったことがありますし、今でも使っています。そんなスゴイものを、こんな身近な所で作っていると知って、不思議と誇らしく思い、私もこんな所で働きたいと小さいながらに思いました。そんな小さい頃に思っていた御社でぜひ貢献させていただきたいと思い、志望させていただきました。」

銀行だったら、

「私が小さい頃、祖母が御行によく行っていました。私はそのたびについて行っていました。店舗にはたくさんのお客様がいて、そのお客様一人一人に笑顔でていねいに接していました。祖母が用をしている間、私はソファーに座って特にすることもなく一人待っていました。すると、女性の若い行員さんが私の所に来て、本を読んでくれたり、いろいろなお話をしてくれたりしました。すごく優しかったのをすごく覚えています。私はその行員さんに憧れを抱くようになり、大きくなったらあの行員さんのように優しい人になって、御行で働きたいと思うようになりました。お年玉を貯金しようと、初めて作った通帳を作ったのも御行です。あのときの行員さんのように、誰にでも笑顔で優しくできる行員さんになるのが私の夢です。」

と、こんな具合です。
どうですか、情景が頭に浮かんできませんか?

情景が頭に浮かんでくるのが物語です。
なので、具体的に具体的に物語を考え話しましょう。
こんな話しをされると好きになりませんか?

 

まとめ

今回はかなり長い話になってしまいました。
それだけ重要なことです。ぜひ、就活で内定を「もらえない」から「もらう」に変わる”自分物語”を作ってみてください。
みなさんが内定をもらえることを心より祈っています。

 

 

 

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