【新入社員さん必見!】仕事でミスを減らす方法、ミスへの対策方法

【新入社員さん必見!】仕事でミスを減らす方法、ミスへの対策方法

新入社員として入社し1ヶ月。少しずついろいろな仕事を任せてもらえるようになってきますね。
すごく簡単な仕事から始まり、日々仕事の難易度が上がっていきます。それでも、卒なくこなしていくと、先輩や上司に「すごい、できるじゃないか!」と褒められると、ついつい調子に乗ってしまい慢心が・・・。
そんなとき、致命的なミスをしてしまいます。
「慎重にやれと言ったじゃないか!!!」と怒られ、事の重大さに気づき、あなたは思いっきり落ち込んでしまいます。「しまった・・・。私ってダメなのかな・・・」こんなことを考え、気分がなかなか上がりません。
自分を責め、周りの視線も気になり、一気に自信がなくなり、今までのように行動できません。
すると、また、同じようなミスをしてしまい・・・

このようなシチュエーション、ありがちじゃないですか?
確かにミスをしてはいけません。しかも、重要な局面になるほどしてはいけません。
ただ、仕事にミスはつきものです。人がなにかをする限り、ミスは0になりません。
しかし、ミスを0に近づけることはできます。
今回は、そんなミスについてお話いたします。

【新入社員さん必見!】仕事でミスを減らす方法、ミスへの対策方法

ミスをすると、その内容が重要であればあるほど上司に怒られ、周りに迷惑をかけてしまいます。
怒られると、大抵の場合は萎縮してしまい、自分で自分を責めている中で怒られてしまうと、場合によっては立ち直れなかったりします。
そして、同じような仕事に対してマイナスイメージが出来上がってしまいますので、その後、同じような仕事を任せられたとしても、またミスをしてしまう可能性が高くなります。
もちろん、全ての人がそうではなくて、自分で修正出来る人は「同じミスは繰り返さない」として、次の同じような仕事できっちり結果を出すでしょう。
しかし、ほとんどの人はマイナス感情になって失敗を恐れてしまい、いつもの動きができずにまたミスをしてしまうということになってしまいます。
本当はできるのに、もったいないですね。

ミスの原因はなにか?

では、ミスの原因は一体なんでしょうか?
その仕事に対する能力不足でしょうか?
2019年3月21日に28年間の現役生活にピリオドを打ち引退したイチロー選手。
日米通算で4,367本のヒットを積み重ねた、まさに天才です。そのイチロー選手の日米通算打率は.322。
通算4,000本安打達成のときのインタビューで、「4,000本のヒットの裏には、8,000回の悔しい思いをしている」と言っています。まさに、イチロー選手にとって、8,000回の悔しい思い=ミス ということでしょう。
イチロー選手はバッティングに関して絶対に能力不足ではありません。しかし、ミスをしています。
野球選手、しかもイチロー選手と仕事のミスを比べること自体がそもそも間違っているかもしれませんが、能力不足と仕事のミスはあまり大きく関係しません。
なぜなら、仕事は、その人の能力に応じたものがくるからです。
ですので、その人の能力からすれば、目の前にきた仕事がうまくいく確立は100%に近いのです。
ミスの原因は能力以外に大きく関係していることが3つあります。
では、具体的に見ていきます。

ミスの原因① 簡単にできるという思い込み

ミスの原因1つめは、簡単にできるという思い込みです。
これまで、思い込みは大事というお話をしてきました。「できる」という思い込みがないと、うまくいきません。
仕事も「できる」という思い込みは大事です。しかし、「簡単にできる」と思い込むと、脳は考えることを止めてしまい、直感だけで思いつきの行動を取ってしまうのです。
ご察しのとおり、思いつきの行動だけではうまくいくはずがありません。こうして、ミスが生まれます。

ミスの原因② 仕事のイメージができていない

仕事は、あなたの能力に応じたものがきます。過去の経験に応じて、上司や先輩はあなたに仕事を与えてくれます。
ですので、あなたにとっても経験済みで、しかも、過去にうまくいっていますので、ちょっとアレンジすればできていまいます。
ですので、今回与えられた仕事に対して、イメージができていないまま仕事をしますので、ミスが出てしまうのです。ストーリーを事前に立てておけば良いのですが、過去のうまくいった経験がそれをさせないのです。

ミスの原因③ リスク管理ができていない

仕事の中にはいくつものミス(間違い)をするポイントがあります。
例えば、顧客名・製品名・数量・価格・納期など、他にもたくさんありますが、これらを間違えるとお客様に大きなご迷惑をかけてしまいます。同じような製品を扱ったり、顧客名もよく似た名称もあるでしょう。「間違うはずがない」という思い込みと、すでに上司や先輩からいただいていた情報を勝手に思い込みしてしまうことで、大きなミスになってしまうのです。事前にそれらのリスク管理ができていないことがミスに繋がります。

ミスを減らす方法とは?

仕事のミスは減らしたいし、なくしたいです。
そのために何をするか?
上で述べた3つのことの逆をすればいいのです。

①.過去に経験がある仕事でも「簡単にできる」と思わず「できる」と思い込むこと。
これで、慎重さが増し、仕事に向かう心ができます。

②.事前に成功までのストーリーをイメージする
要は、仕事の流れを組み立てるということです。これは、よく言われる「段取り8割」と同じことです。
富士山に登るなら、事前に富士山のことをよく調べて準備をする。エベレストに登るのであれば富士山とは準備
の仕方・道具も全て異なるでしょう。富士山と同じ方法・道具で登ろうとするからミスをするのです。
事前準備はかなり重要です。

③.リスク管理をする
ストーリーを立てたら、ミスが起きそうなポイントを探ります。そして、そのポイントでミスをしないため
にどのようにすればいいか?チェック方法は?などを考えます。そして、もし、ミスが起こったときにどの
ように対処するか?まで想定しておきます。
すると、例え、ミスが起きても想定内ですので、慌てず冷静に対処することができます。

ミスへの対策方法は?

それでもミスが起こってしまったとします。
ミスが起こると慌ててしまいますが、ミスが起こることを想定していましたので、慌てず冷静に対応できます。
まず、ミスが起きたことを上司・先輩に報告します。そして、どのようにしてリカバリーするかを伝えます。
先ほども言いましたが、ミスをどう対処するかまで想定していますので、それをきっちり伝えます。
そして、上司や先輩の判断を仰ぎます。
してはいけないことは、ミスを隠そうとして自分だけで対応することです。
これをしてしまうと、上司・先輩からの信頼は薄れます。新入社員のあなたは、必ず上司・先輩に報告しましょう。
しかし、怒られることはありません。なぜなら、全てを想定しているからです。逆に、あなたの仕事のやり方を評価されるでしょう。

まとめ

仕事にミスはつきものです。ミスをしてしまったら、一刻も早くリカバリーすることが大切です。
それが、顧客と上司・先輩との大きな信用・信頼を作ります。そして、リカバリーした後は、再度振り返ってください。反省ではありまんよ。反省はマイナス感情になりますので、あくまで振り返りです。そして、ミスをしたポイントを探り、対策案を考えることで、ミスを減らしていくことができます。
ミスは自分を成長させてくれるものでもあります。プラスに捉えて、どんどんチャレンジしてください。

 

 

 

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